武藤家の食卓

KAT-TUNはごはん、NEWSはお味噌汁、A.B.C-Zはだし巻き卵(暫定)。ジャニヲタ14年生。

上田担がKAT-TUN上田竜也さん主演舞台「新世界ロマンスオーケストラ」を全世界におすすめしたい話。(ネタバレ無)

 

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

「ジャニヲタ10年選手の女(24)、最後の沼(たぶん)A.B.C-Zさんにハマる」という記事が本ブログを懲りずに埋め尽くしはじめて、早くも3か月が経過している。(【速報】2017年5月1日 武藤氏、A.B.C-Zさんファンクラブに加入。沼たのしい。)。

 

ただ、最初に断っておくが、今回はタイトル通りA.B.C-Zさんの話はほぼしない。たまにする(するんかい)。

 

 

あ、えび*1の話ないのね〜オッケーでーすはーい(携帯のホームボタンを押s

 

 

ちょっと待ってお願いキスマイブサイクとか月曜から夜ふかし始まるまで暇だったら待って何ならしゃべくり007とか見ながらでいいから座ってくれくださいくださいませ申し上げます耳くそほじって聴覚良好にしてから聞いて!!!!*2

 

 

【朗報】KAT-TUN上田竜也くんさん様殿主演舞台「新世界ロマンスオーケストラ」、ヤバイ!!!!!!!!

 

【完】

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ボキャ貧シャオラーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!(ちゃぶ台ガシャン)

 

たぶんここまでの茶番でかなりの人数の脱落者を出してしまったものと思われるが、「いやワシおるで!耳ほじって聞いてるで!」という聖人の皆様方のために、このまま話を続けさせていただきたく思う。

 

最近TwitterのTL*3を拝見していると、A.B.C-Z戸塚祥太さん出演舞台「Defiled」、並びに同グループ塚田僚一出演舞台「サクラパパオー」についての、両ご担当さんの熱のこもった感想・分析のブログを数多く拝見する。目にしたブログに関しては、ほとんどに目を通させていただいているのだが、皆さまの文才と情熱にあふれた文章は、「チョロいオタクわたし」を劇場まで駆り立てたり、実際に拝見していないお芝居の光景を鮮明に浮かび上がらせ、勝手に観に行った気にならせていただいたりしている(観に行けよ)。単純にA.B.C-Zさん担当の皆さまを勝手にフォローさせていただいていているので(いつもごめんなさい)、物理的なフォロー数の問題かもしれない。にしても、にしてもだ。新世界ロマンスオーケストラのブログあまり見かけたことない…気がする。

 

 

じゃあ、質問です。(お察しの通り、アレをやるぞ。)

 

新世界ロマンスオーケストラのブログを見たことがない時、むとうちゃんはどうしますか?

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待たない………書くの。

 

うん、書きます(あっさり)。とにかく上田くんがひたすらカッコいいヤバいゲロマブ舞台なので(圧倒的ボキャ貧)、私を含め、彼のファンは日々チケット争奪戦に躍起になっている。が、当日券ならそこそこイケる私も一度当日券で観劇したが、80人くらい出ていたので、チャンスはある。絶対にある。ぜひ、劇場に足を運んでほしいのだ。上田くんのファンじゃない人だって、「KAT-TUNって今何人だっけ?」「亀梨、赤西、入口出口、坊主、ボイパ、あと誰?」って思っている人にだって、絶対見てほしい舞台だから。そんな舞台の観劇きっかけを作る一助となれたら、完全にファンの(私の)エゴだが、こんなに嬉しいことはない。

 

よって、今回のブログは「全世界にロマンスオーケストラしてほしい」記事なので、核心を突くようなネタバレは一切しない(感想はちょこっとだけ書く)。ただただ、モンペの上田担が全力で自担舞台をおすすめする記事だ。

 

先んじて予防線を張るようで恐縮だが、セリフ等はほぼニュアンスで書いているので、その点ご了承いただきたい。また、認識の誤認等あればご指摘いただければと思う。

 

というわけで、 2017年4月30日(日)わたし(24)、364日ぶり*4に新大久保*5で自担(33)と再会。

せつめいしよう!じゅうでんきかんちゅうのため、グループでコンサートができないカトゥーンのうえだたつやくん(33)のしゅえんぶたいにいってきたぞ!

 

 

 

 

 

 「新世界ロマンスオーケストラ」ってどんなお話?

KAT-TUN上田 六股ムフフ」

「上田熱演 6股男」

「上田6股体験に生真面目回答」

 

「6股」ゲシュタルト崩壊

 

上記は、本舞台を取り上げていただいたスポーツ新聞各社の見出しである。(すべて引用元が定かではなく申し訳ない。)

 

【緊急アンケート】

自分の応援しているアイドルが、2股以上かけていることが発覚した経験がある。

▶はい

 いいえ

 しているかもしれない

 彼に限ってしているはずがない

 むしろ私が2股(以上)の相手だ

 

とにもかくにも、本舞台では上田くんが演じる役は「6股男」と報道されることが多い。また、上田くんにとって本作は初のコメディ作品となる*6ので、そのあたりもフューチャーされることが多いように見受けられる。

 

無論ファーストインプレッションの問題でインパクトのある言葉を見出しにしているのだと思うが、舞台を実際に拝見してみると、半分正解・半分誤り(語弊)のような気がする。「6股」と同時に「うきうきハーレム」(昭和か。平成生まれだけど。)的な書かれ方もするが、全くうきうきではない。だからといってピリピリでもない。「6股をかける主人公(上田くん)と、6股をかけられている女性陣の修羅場の話」、と言われれば確かにそうなのだが、全く「修羅」っていない。「普通」修羅るだろうよ。だって、私が6股かけられてたら、ハイボールを1缶ずつ両手に持って、泣きながら放送禁止用語を絶叫してヘドバンしながらキレるもんね(わー面倒)。

 

でも(いい意味で)、「普通」じゃないから。何故か圧倒的に突き抜けた明るさが、そこにはある。それこそここは「新世界」、「ねもしゅー*7ワールド」なのかもしれない。好き嫌いはあるのかもしれないが、「新世界」にまんまと引き込まれたら2時間の舞台の中で1時間10分は声を出して笑える。そんな作品である。

 

前置きが長くなった。公式サイトにはプロの方が書かれたであろうイントロダクションが掲載されているが、簡単に、あくまで個人的に本舞台の筋書きを要約させていただく。いつも通り結構自己陶酔的なので、生ぬるい気持ちで見守っていただければ幸い。

 

【STORY】

主人公・拓翔(読み:タクト、演:上田くん。私は勝手にタクティーって呼んでる。)は、ヴィジュアル系バン(上田くんのヴィジュアルにぴったりのお役だ。)「新世界ロマンスオーケストラ」のボーカル。インディーズながらかなりの人気ぶりで(デビュー前のKAT-TUNを彷彿とさせる。)、ついにメジャーデビューの話が舞い込んでくる。絶対に成功させたいメジャーデビュー。デビュー曲の作成に頭を悩ませる拓翔。切羽詰まった彼は、恋人の玲奈に「君とは生きているスピードが違うから。」(言われてえ!言われてえ!お金払うから言ってー!)と別れを告げる、が、無論玲奈は全く納得しない。「だって、あなたに最初に会った時からビビッと来たんだもん!」(…何言ってんだコイツ。彼女も彼女で結構ヤバイぞ)。実は拓翔には、玲奈以外にも関係を持っている女性が…否、女性「たち」が…(はい、ここで思い出してください「6股ムフフ」)。なぜ拓翔は数多くの女性たちと関係を持つのか?デビュー曲は完成するの?そして、拓翔の「運命の人」は一体…?「新世界ロマンスオーケストラ」、ここに開幕。

 

 

「新世界ロマンスオーケストラ」の登場人物がヤバいぞ!

最初に舞台の内容を拝見した際、「6人も女の人がいるんだったら、きっと誰に共感するかで盛り上がるんだろうな~」「友達の○○ちゃんは××ちゃん(登場人物)タイプだよね、みたいな話をするんだろうな〜」と思っていた。うん、全然違うんだ、これが。

 

あれ、まさかの誰にも共感できない。(当社調べ)

だって(私が言えたことじゃないけど)全員変な女なんだもん。

決めた、私、拓翔の7番目の女になる!!!!(まさか根本さん、オタクがこの感情になるの狙ってます?)

 

とにかく登場人物全員やばい。女性だけじゃなくて、男性も(上田くんを含め2人しか出演していないが)

 

それじゃ、「新世界ロマンスオーケストラ」の愛すべきやばいメンバーを紹介するぜ!まずはコイツだ!(なんだろ、Jr.時代のキスマイ藤ヶ谷くんとかの声で再生してほしい。※雑)

 

【拓翔】演:上田竜也さん

本作の主人公。噂の6股男。メジャーデビューを控えた大人気ヴィジュアル系バンド「新世界ロマンスオーケストラ」の自他共に認めるイケメンボーカル。拓翔は上田くんに当て書きされたキャラクターなので、まさにハマり役(本人曰く6股はさすがにしていないらしい。わかりました、信じます)。タイプの異なる6人もの女性と付き合っているのに、案外全員を器用に扱っている…、が、やっていることは完全にクズ野郎タコ野郎なので、よいこはまねしない。多くの女性と関係を持っているのにはある理由が…?

 

【玲奈】演:清水くるみさん

拓翔の彼女。映画館でバイトをしている(どうやってバンドマンの拓翔と知り合ったんだろう。教えてくれ。)。他の女性に「なんであんな普通の子と拓翔が!?」と言われるほどの、ごくごく普通の女の子。舞台冒頭で拓翔に別れを切り出されるも、全く応じようとしない。「だってあなたは運命の人だから。」……?亀と山P*8もびっくりである。別れを告げられても度々拓翔の家を訪れる。「だって拓翔と私は運命だから」。……お、おう。

 

演じるは清水くるみさん。(まさか上田くんが私より年下の女優さん*9とご一緒するとは…。)ドラマでは「学校のカイダン」、映画では「orange」に出演されていた女優さんとのこと。かわいらしい方だが、張りのある、よく通る声の清々しいことよ。玲奈の芯の強さやまっすぐさにぴったり。

 

【志保】演:早織さん

拓翔の元マネージャーで元彼女で6股中の1人。サバサバ系キャリアウーマン(全身ユニクロを難なく着こなせる、みたいな人)で、他の人物比では一番マトモで常識人。拓翔の部屋にいまだに頻繁に出入りして、しかも曲作りのアドバイスをしている。…あれ、結構マトモじゃないかも。

 

演じるは早織さん。ドラマ「1リットルの涙」に、主人公の友人役でご出演していたり*10A.B.C-Z戸塚祥太さん出演舞台「広島に原爆を落とす日」にもご出演していたそう。キリっとした美人さん。

 

【そら】演:西田尚美さん

拓翔の現マネージャーで6股中の1人。アラフォー。上記の志保同様キャリアウーマンの常識人…っぽいが、ハイパーヒステリックババ…もとい、お姉さん。拓翔のファンが全員拓翔のオンナに見えるらしい。大好きな彼に売れてほしい(マネージャーだからね)、でも、やっぱり売れてほしくない、遠くに行ってほしくない(彼氏だからね)という乙女心の狭間で今にも窒息死しそう。そんなヒステリックな彼女を「どうしたのぉ?そんなことないよぉ?」とゲロ甘口調でなだめる拓翔は必見。効能:お口が緩み、鼻孔が驚くほどに広がる。

 

演じるは西田尚美さん。数々の作品にご出演されているあの方。説明不要ですね。すらっとした御御足がとっても素敵!

 

【美海】演:青山美郷さん

こいつマジでズバ抜けてやばい。拓翔の6股中の1人。売れっ子清純派アイドル(女優)。オタサーの姫みたいななんともいえないファッションのボルドータイツ女。「売れる」「のし上がる」ということに関しての執着が異常で、拓翔に「かわいい♡かわいい♡」と言われている。(30万円くらい出すから言ってほしい。絶対S○-Ⅱより効果あるし、アンチエイジングどころか不老不死になれそう。)居酒屋5軒くらい回っただろ、という異常なまでのハイテンションで舞台を駆け抜ける。

 

演じるは青山美郷さん。(彼女も年下だった…。)関ジャニ∞丸山隆平くん出演の映画「円卓」にご出演されていたそう。

 

【ランラン】演:根本宗子さん

中国人の女中(おっとグローバル)。拓翔が身の回りの世話をしていた玲奈と別れたために、家事代行で雇った。時給はめっちゃ安いらしい(突然の外国人労働者問題)。カタコトの日本語を話す。「ゴ主人ハ何人ノ女性ト交際シテイマスカ?」「今話ヲシテイイトコロデハナイヨォ?!」。絶対真似したくなる。よいこはまねしよう。とってもたのしいぞ。本作ではガヤ芸人的な立場だが、彼女もまた、一応拓翔の6股中の1人に…。わけがわからん。

 

演じるは本作の脚本・演出を手掛ける根本宗子さん。若き才能の塊。私とお歳が3歳?4歳?しか違わないのにマルチすぎて脱帽。お芝居もとってもお上手です。

 

【ファンファン】演:長井短さん

ランランの妹で同じく中国人の女中。「コイツこの話に絶対いらんだろ」と思ってしまうほどのガヤ芸人っぷり。だが、後半で意外な役割を果たすようになるぞ!姉同様日本語はカタコトで、空気は一切読めない。突拍子もないことをしでかすトラブルメーカーだが、何故か拓翔の女に…。カオス。

 

演じるは長井短さん。個人的にはこの舞台に出演することが決定した際、絶叫するほどうれしかった女優さん。というのも、私は日テレ系バラエティ番組「今夜くらべてみました」の深夜時代からの大ファンで、当番組に出演されていた彼女を一目見て気に入ったからだ。

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他のゲストに比べて知名度がないことを気にしており、「絶対視聴者に一人素人出てて殺すぞって思われてると思うんですよね。」と発言している。ヤバい、好き(?)。ネガティブモデル。女版・栗原類。夜は紙パックの鬼○ろしを寝床で1人で飲んでいるぞ。とってもお友達になれそう。

 

彼女のホームページの自己紹介文は「電車で読んではいけない文章ランキング」のベスト10には入るので、お一人の時に是非。

popbelop.blogspot.jp

 

【谷澤】演:宮崎吐夢さん

拓翔を除いて唯一の男性キャラクター。「新世界ロマンスオーケストラ」のメンバー。自ら前述のマネージャー志保を含め、拓翔を除く全メンバーをクビにしたため、ほとんどの楽器を自身で担当している(ヤバい)。演奏の技術は最高で、拓翔も才能も認めている。言動で即分かるが(本人はバレていないと思っている)、実は○○○。後半、彼に乗っ取られたかのような舞台は圧巻。声を出して笑わずにはいられない。

 

演じるは宮崎吐夢さん。みんな大好き星野源さん、また平岩紙さんや温水洋一さんを輩出した劇団大人計画のご所属。なるほど、個性的。古田新太さん味がすごいぞ!彼の怪演の虜になること間違いなし。私は早速吐夢さん立ち位置ゼロズレの座席で観劇したくなった(完全なる虜)。

 

 

【むとう】演:わたし

拓翔の7番目の女。都内在住のOLで、新世界ロマンスオーケストラのファン。仕事に夢も希望も持てず、早いところ拓翔の扶養に入りたいと思っている。顔がいかつい。「酒は命の水」と公言しており、酔いがまわると新宿のど真ん中で大声で歌い出す等、非常に厄介な酒飲み。合コン連敗記録は1

 

 

ってワシやないかい!!!!!!!! 

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 ちなみにわたしは芸人界でネプチューン名倉さんが一番のイケメンだと信じてやまないのだが、大抵の人に「………?」という顔をされる。解せぬ。

 

……茶番失敬。

 

さて、ざっと登場人物を紹介させていただいた。どの人物も特徴がありすぎる反面、うっかりネタバレしそうになった。それほど、全人物が拓翔に、そしてこのストーリに大きな関わりを持っているということなのだろう。

 

上述の通り、私個人としては、やはりどの女性にも感情移入もできなければ、同情も、共感もさしてできない。ただ、共感できないということは、ひょっとしたら自分が自分で「嫌だ」と思ってる「嫌な女の部分」が、登場人物全員に投影されているからかもしれない。ヒステリックでちょっと面倒な女だったり、かと思えばびっくりするくらいサバサバと理性的だったり、信じられないほど性悪で陰湿なことをしたり。(さすがねもしゅーワールド…なのかな。)

 

どうか劇場で魅力的な登場人物に翻弄されてほしい。誰にも共感できなかったら、7番目の拓翔の女になってみて!

 

 

ここがすごいぞ!「新世界ロマンスオーケストラ」

ここが一番難しい。ネタバレしないで「新世界ロマンスオーケストラ」の魅力を語るチャレンジ!ファイ!

 

①上田くんのカッコよさでグローブ座が割れそうだぞ!

「自担だからそりゃそうだろ」って思うじゃん?思うじゃん?チビるよ!!!

劇中、拓翔は自分で自分を「イケメン」と称しているが、全く嫌味がない。そうです、あなたイケメンです【完】。

 

 

②歌って踊る上田くんが至近距離で観れるぞ!

ネタバレ無を謳っておきながら若干ネタバレで申し訳ないのだが、ワイドショーや新聞でも既報の通り。上田くん、歌います。そして、踊ります。だって彼は歌って踊って、ついでに演技もできるアイドルだもの。全部入れてくれた根本さんには足を向けて寝られない。

 

例えるならば、KAT-TUN TATSUYA UEDA LIVE TOUR 2017 新世界ロマンスオーケストラ」が行われているのかと見まがうほど。キャパ700人強のハコでジャニーズが、KAT-TUNが歌って踊ることがあるだろうか、いや、ない(反語)。しかも充電期間中に歌ってるところが観られるなんて…

 

実質チケットタダ(おたくがよく言うやつ)。

 

③露骨なラブシーンがないぞ!

そう、ラブストーリーなのに露骨なラブシーンがないのは結構斬新ではなかろうか。上田くんのどエロいラブシーン見て興奮したい系の人はちょっと残念なのかもしれないが(私もそっち寄りなので。性癖よ…。)、上田くんは普通に立ってるだけで色気が半端ないので全然問題ないよ!(?)

 

 

④登場人物がヤバいぞ!

上述の通りなので割愛。

 

 

⑤音楽の布陣が最強だぞ!

今回ヴィジュアル系バンドのお話なので、当然音楽が絡んでくるのだが、布陣が最強すぎる。私個人としてはそこまで音楽に詳しい方ではないのだが*11、それでも一目で超豪華!とわかるほどの布陣である。KAT-TUNと「ザ少年倶楽部プレミアム」にて共演経験のあるメンバーもいらっしゃるので、KAT-TUNファンはもちろん、音楽好きの皆様、邦ロック好きの皆様、音楽を聴きに来ていただくだけでも価値があると思います…是非!ざっと下記に最強の布陣をお纏めします。(敬称略)

 

【劇中歌】

歌唱:上田竜也(KAT-TUN)

作詞:根本宗子、大森靖子

作曲:大森靖子

演奏:ピエール中野(凛として時雨)、Nob(MY FIRST STORY)、滝善充(9mm Parabellum Bullet)etc...

 

 

⑥コメディだから気楽に笑えるぞ!

上述の通り、これまでの上田くん出演作は所謂重めで悲劇的で、戯曲的な作品であった。簡単に言えば、チョットムズカシイネーっていう。私個人は激重舞台や文学っぽい作品が非常に好きなので問題はないのだが、「ちょっとそういうの苦手だわ~」という方にも今回は安心してほしい。すがすがしくぶっとんだコメディ。もちろんKAT-TUNネタもあるし(人数ネタとかちょっと抵抗がある人もいるのかもしれないが)、テレビっ子が喜ぶネタも盛りだくさん。劇場で声を出して笑ってスッキリして帰れるぞ!

 

 

⑦某映画のパロディが最高だぞ!

うわー!!!めっちゃタイトル言いたい!!!!!w

 

私は元からこの映画が大好きすぎて2回ほど劇場で観たのだが、この映画を知っていると300倍くらい楽しめると思う。ちなみに、かなり前に脚本の根本さんと、ファンファン役の長井さんがお互い「この作品楽しかったよね!」とTwitterでリプを飛ばしあっていらっしゃったのをリアルタイムで拝見していたので、「してやられた」感がすごい。やっちゃうんだ…やっちゃうんですね…控えめに言って最 of 高 and 神…。

 

個人的に、この映画は、本作品の全体の内容や演出・音楽にも大きく影響しているものと分析している。それこそ本作品の結末に至るまで。詳細は、別の機会にお話しできれば。

 

 

⑧どんな自己啓発本より「頑張ろう」って思えるセリフが沢山だぞ!

個人的な感想ではあるが、意外と普通のサラリーマンやOLに刺さるセリフが多い。なんだろう、「ショムニ」?「半沢直樹」?拓翔の恋人である玲奈が映画館のアルバイトという、ごくありふれた仕事をしているからかもしれないが、彼女の言葉は、私のような普通のOLに非常に響く。

 

「この世界は誰かの仕事で成り立ってるんだ。」と思えたし、「できない自分を認める勇気を持て!逃げるな!」と背中を押してもらえる。しかも、コメディという大枠の中でのセリフなので、嫌味がなく、おしつけがましくもない。お仕事にちょっと、だいぶ、かなり疲れている現代日本人、絶対励ましてもらえるぞ!

 

 

⑨誰かに「好き」って伝えたくなる。絶対に「幸せ!」って思える作品だぞ!

 「6股男の話で?!」と思うかもしれないが、絶対に恋をしたくなるし、恋をしている人はその人に「大好きだよ」って伝えたくなるはず。

 

ちなみに私は普通に上田くんに「大好きだよーーー!!!!!」って舞台よじ登って言いたくなった(圧倒的キモヲタ)。 

 

でも、それでもいいと思う(突然の自己肯定)。彼氏・彼女でも、家族でも、ペットでも、友人でも、職場や学校の先輩・後輩でも、芸能人やアイドルでも。誰かが誰かをまっすぐに想う気持ちがぶつかりあった時、きっと唯一無二の、「新世界」の音楽が奏でられるのだ。手始めに、拓翔に、玲奈に…もうランランでもファンファンでもいい(笑)、劇場で恋をしに行こう!

 

 

総括

 ここまでお付き合いいただき、まずはお礼を申し上げたい。ありがとうございました。本当は早々に記事アップしたかったのだが、なんと気づけば東京公演はあと10回を切っているそう。大阪公演*12を含めた全公演で見ても、とっくに折り返しを過ぎているらしい。

 

よし、みんな!!!!行きたい日の前日12時に30分くらいの電話する時間確保して、めげずに電話して!!!!!結構とりやすいから、本当に!なんか、会社のトイレに籠るとか、お昼休憩のフリしてマックで電話するとか、ここぞとばかりに悪知恵をさ!!!ね!!!!!(ゴミヲタ社会人)

 

ちなみに当日券の取り方や流れについては前記事(舞台「Defiled」についての記事)にしたためたものと同様である。(ちゃっかり宣伝すな。)

 

何はともあれ、ここまで読んでいただいておいて非常に恐縮だが、百聞は一見に如かず。もし劇場に足を運んでくださった方が上田くんを、「新世界ロマンスオーケストラ」を、お芝居を、好きになってくださったら、こんなに嬉しいことはない。

 

新世界ロマンスオーケストラ(バンド)、メンバーがメンバーをクビにしまくったから、人足りてないらしいよ!!!!!みんな楽器持って走ろう!!!!!!!!楽器できなかったらボイパとかでいいよ!!!!!!!!!!!!*13

 

 

劇場に足を運んだ人だけが、あのオーケストラの音楽を鳴らすことができるのだ。演者だけでなく観客も、劇場全体が一つのオーケストラになれる、そんな舞台だから。それが、舞台だから。

 

「新世界ロマンスオーケストラ」の音楽を奏でる、素晴らしいメンバーが1人でも増えることを、心より願ってやまない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:A.B.C-Zの愛称

*2:ブログアップが月曜日なので月曜日の番組を。イエス、アイアムテレビっ子。

*3:タイムライン

*4:KAT-TUNは2016年5月1日(日)の10周年記念コンサートを以て、充電期間に突入。

*5:東京グローブ座

*6:過去の出演舞台作品[「ロミオとジュリエット」、「冬眠する熊に添い寝してごらん」、「青い瞳」はいずれもコメディ作品ではない。むしろその対極にある作品である。

*7:本作の脚本家、演出家であらせられる根本宗子さん

*8:日テレ系土曜ドラマ「ボク、運命の人です」より

*9:1994年生まれだそうなので、2学年下

*10:まりちゃん役。懐かしいです。

*11:学生時代はELLEGARDENが好きだった程度。

*12:梅田芸術劇場シアタードラマシティにて

*13:中丸くん曰く、あれはボイパではなくヒューマンビートボックスらしい。